ビジネスパーソンの「20代のうちに読んでおきたい本」は? DODA調べ

インテリジェンスは、転職サービス「DODA」で実施した「20代のうちに読んでおきたい本」に関するアンケートの結果ランキングを発表した。1位はピーター・F・ドラッカーの「マネジメント-基本と原則」。

» 2012年06月07日 11時15分 公開
[エースラッシュ,ITmedia]
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photo ランキング結果

 インテリジェンスは、転職サービス「DODA」で実施した「20代のうちに読んでおきたい本」に関するアンケートの結果ランキングを発表した。25〜34歳のビジネスパーソンを対象としたインターネット調査で、有効回答数は5000件。

 総合ランキングで1位となったのは、ピーター・F・ドラッカーの「マネジメント-基本と原則」。投票者からは「組織だけではなく、自分自身をマネジメントする上で役立つ」「マネジメントするとはどういう意味か、20代のうちに学ぶことで上司に対する見方も変わる」といった声が挙がったという。

 2位にランクインしたのは、お金に関する理解が深まるとともに、働き方や時間の使い方を見直すきっかけになるという声もあった「金持ち父さん貧乏父さん」だ。また、3位〜10位では“20代”をキーワードに押し出している「『20代』でやっておきたいこと」「20代でしておきたい17のこと」をはじめ、最近のベストセラー「スティーブ・ジョブズ」「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」や、世界的ロングセラー「人を動かす」といったバラエティ豊かなビジネス書がそろっている。

 職種別に見ると、それぞれの職種における傾向や特徴が表れたランキングとなっている。数字にシビアな「営業職」では成功者の著書や成功のハウツー本を好み、社内のヒト・モノ・カネを管理する「企画・管理」ではマネジメントに関するものが上位を占める。一方、意外にも空想的な本が並んだのは「ITエンジニア」で、ホスピタリティが重要視される「販売・サービス」では、感動を呼ぶサービスとしても名高いディズニーの書籍が選ばれた。こうしたランキング結果の詳細は、「DODAキャリアコンパス」のWebサイトに掲載している。


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