業界初の試み――講談社と小学館が電子コミック“共同”フェア開催中

講談社と小学館が業界初の電子コミック共同フェアを開催している。43の配信ストアを横断する大型フェアで、毎週テーマごとに作品をピックアップ。フェアに合わせてプレゼントキャンペーンも実施中だ。

» 2012年06月04日 12時39分 公開
[山田祐介,ITmedia]
photo ◇フェア公式Webサイト

 講談社と小学館がこのほど、電子コミックの共同フェアをスタートした。総合出版社2社による電子コミックの共同フェアは業界初の試み。また、合計43の配信ストアで横断的に実施するフェアも今回が初めてだ。フェア公式Webサイトもオープンし、作品が紹介されている。

 「講談社×小学館 6月はデジタルコミック月間」と題した今回のフェアでは、6月1日〜28日の期間中、2社の代表的な人気作品を毎週男性向け/女性向けそれぞれのテーマごとにピックアップし、特集として紹介する。

 例えば、6月1日から開催している男性向け「闘う男特集」では、講談社から「はじめの一歩」「修羅の門」「GIANT KILLING」といった作品、小学館から「結界師」「ARMS」「烈火の炎」といった作品がピックアップされている。

 このほか男性向けには「ダークサイド特集(8日〜14日)」「デジタルでも注目の作家特集(15日〜21日)」「テッパン売れ筋作品特集(22日〜28日)」、女性向けには「青春恋愛特集(1日〜7日)」「S彼特集(8日〜14日)」「デジタルでも注目の作家特集(15日〜21日)」「歴史特集(22日〜28日)」といった特集が用意されており、最新の注目作から懐かしの名作まで、さまざまな切り口で作品に出会える機会となっている。

 また、フェア公式サイトではアンケート回答者の中から200人に講談社のオリジナルクオカードか小学館の図書カードが当たるプレゼントキャンペーンも実施している。

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