ゲームデザイナーの岩崎啓眞氏が電子書籍「ときめきメモリアルの時代」をameroadなどで発売。PCエンジン版の初代「ときめきメモリアル」から、PSP版「ときめきメモリアル4」まで、ときメモシリーズの15年を熱く振り返る。
ゲームデザイナーでありライターとしても活躍している岩崎啓眞氏が5月27日、同人誌「ときめきメモリアルの時代」を電子書籍として販売開始した。ameroadとgumroadで、7月27日までの期間限定で配信中だ(gumroadは一時販売を停止中)。ameroadでの価格は600円で、ファイル形式はPDF。
同作は、1994年にPCエンジン向けに発売された「ときめきメモリアル」からPSP版「ときめきメモリアル4」についてまで、ときめきメモリアルの15年間の歴史を振り返る著作だ。2011年に岩崎氏が同人誌として出した「ときめきメモリアルの時代」に改訂や追加コンテンツを盛り込んでおり、全248ページと読み応え十分のコンテンツになっている。
岩崎氏のブログには販売の告知とともに試し読みコンテンツも掲載されているので、気になる人は読んでみるといいだろう。初代「ときめきメモリアル」に出会った岩崎氏の熱いゲームレビュー文に始まり、当時のギャルゲーに関する分析や、ゲーム業界の内情などが書き留められている。
本編にはこのほかにも、ときメモ各シリーズについての文章や、「『ときメモ』PCエンジン版を2012年にレビューする」といった企画も盛り込まれており、当時からの“メモラー”が懐かしみながら楽しめることはうけあい。あいざわひろし氏による美しい表紙や挿絵も見所だ。ちなみに5月27日は、PCエンジン版「ときめきメモリアル」が発売された日でもある。
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