ビジネスマン感涙、電子書籍と辞書連携する「会社四季報」が登場

電子書籍ストア「GALAPAGOS STORE」で辞書連携機能を搭載した『会社四季報−電子辞書機能付き−』が独占先行配信された。電子書籍を読んでいて気になった企業を調べる術として、非常に便利なコンテンツだ。ビジネスマンにお勧めしたい。

» 2012年04月13日 15時00分 公開
[ITmedia]

 東洋経済新報社の企業情報ハンドブック『会社四季報』に、電子書籍ならではの辞書連携機能※1を搭載した『会社四季報−電子辞書機能付き−』が、電子書籍ストア「GALAPAGOS STORE」で4月13日から独占先行配信された。今回提供が始まった「2012年2集春号」は、初回特別価格として1000円(税込)で提供されている。

※1:電子書籍の文中の単語を長押し選択し、辞書アイコンをタップすることで、「GALAPAGOS STORE」で購入した辞書を対象に横断検索できるビューワの一機能

 電子書籍アプリ『GALAPAGOS App』はビューア機能が充実しているが、中でも「辞書連携機能」は電子書籍の利便性を実感できる機能の1つだ。例えば、辞書コンテンツを購入しておけば、他のコンテンツの閲覧時に文中の難しい漢字や英単語などに出会った際、その文字列を選択するだけで、簡単に辞書検索できる。この辞書連携機能を活用して、会社四季報を辞書として使うことができるというのが今回のポイントだ。

新聞やビジネス誌をGALAPAGOS Appで読んでいて、気になった企業があればその文字列を選択して辞書連携機能で「会社四季報」を呼び出すだけで企業情報を調べることができる。直感的に操作できるのもよい

 GALAPAGOS STOREではビジネス誌やビジネス書、新聞をはじめとしたビジネス系のコンテンツの品ぞろえが充実している。そのため、例えば日経新聞やビジネス誌を見ていて、気になった企業名を選択、辞書連携機能で「会社四季報」を呼び出せば、その企業の企業情報を簡単かつスピーディーに調べることができる。企業の図鑑とも呼ばれる会社四季報は、全上場企業の基本情報だけでなく、企業概況や事業構成、株主・役員構成、業績(実績・予想)、財務内容、キャッシュフローなどがきめ細かく収録されている。営業訪問する企業の情報を移動中でもさっと調べられるなど、ビジネスマンのたしなみとして改めて注目したいコンテンツだ。

 しかし、紙の「会社四季報」を普段からかばんに忍ばせて持ち歩くのはかなり大変。まさに、電子書籍のメリットである「かさばらない」「持ち運びが便利」を具現化したような機能だと言えるだろう。

 また、単に紙を電子化しただけでなく、スマートフォンやタブレット端末での閲覧に最適化したオリジナルレイアウトで構成されている点もポイントが高い。紙版では巻末に一覧で記載していた役員欄が本文中に収録されているほか、各企業のURL情報から企業ホームページへリンクできるなど、読みやすく仕上がっている。「会社四季報 -電子辞書機能付き-」は、ビジネスマンの日々の情報収集を効率化するビジネスマン必携のツールだ。

提供コンテンツ概要

  • コンテンツ名:会社四季報 -電子辞書機能付き-
  • 発行元:東洋経済新報社
  • 価格:初回特別価格 1000円(税込)
  • 通常価格:1800円(税込)
  • 提供開始日:2012年4月13日

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