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» 2012年04月11日 12時00分 UPDATE

電子書籍の普及には体験イベントが有効? BookLive調査から

電子書籍ストア「BookLive!」を運営するBookLiveが先日秋葉原駅構内で実施した電子書籍体験イベントの来場者は、実際に電子書籍を体験することで、ポジティブな意見を持ったようだ。

[西尾泰三,ITmedia]

 「何冊持ち運んでもかさばらない」「ちょっとした空き時間に読書しやすい」「端末にすべて入るので部屋が片付く」――電子書籍のメリットとして挙げられるこれらの要素は、一般の大多数のユーザーにはまだあまり浸透していないことがBookLiveの調査で明らかとなった。

 この調査結果は、電子書籍ストア「BookLive!」を運営するBookLiveが4月11日に発表したもの。同社は3月27日から29日にかけて、JR秋葉原駅構内で電子書籍体験イベントを実施。3日間でのべ2400人が参加し、来場者へのアンケートは1446件の回答を得た。

 このアンケート結果によると、電子書籍の利用経験は全体の半数以下の44%。秋葉原という場所柄も影響していると思われるが、比較的高い利用率を示している。iPhone、iPadなどiOS端末での利用がPCでの利用を上回っており、利用シーンも、勤/通学、移動中、空き時間といったすき間時間での利用が上位を占めた。ただし、「どの端末で電子書籍を読みたいか」という設問ではiPadが最も多く、落ち着いた環境でじっくりと読書をしたいという意向がうかがえる。

tnfigbl1.jpg 電子書籍の利用経験と利用端末(出典:Booklive)

 電子書籍の利用経験がないと回答した層も、体験イベント後は約9割が電子書籍を利用したいと回答。その理由として冒頭に挙げた電子書籍ならではの利便性が上位理由に挙がった。全体的に、電子書籍に抱いてきたイメージと、実際に体験した後のイメージは大きく変化し、体験後は電子書籍にポジティブなイメージを抱くユーザーが増える傾向が見て取れる。電子書籍が持つ利便性をこうしたリアルのイベントで啓蒙していくことは有効なようだ。

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