米国総人口に占める電子書籍ユーザーの割合が21%に上昇Pew Research Center調査

米国の非営利調査機関Pew Research Centerが2012年2月時点の米国内における電子書籍の普及度について調査レポートをまとめている。

» 2012年04月05日 17時45分 公開
[hon.jp]
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 米国の非営利調査機関Pew Research Centerは4月4日(現地時間)、2012年2月時点の米国内における電子書籍の普及度について調査レポートを公開した。

 同調査は、年末から3回のフェーズに分け、16歳以上の米国人2986名を対象に電話アンケート方式で実施。その結果、米国人の28%が電子書籍端末もしくはタブレット機を保有。そして21%が過去1年間に何らかの電子書籍を読んだという。

 さらに、電子書籍ユーザーの多くはもともと本好きで、88%が紙書籍も読んでいるとのこと。シチュエーション別での「電子書籍/紙書籍のどちらを選ぶ?」という設問では、「すぐに読みたくなった」場合は電子書籍を選ぶ人が83%、一方で「子供に読み聞かせる」場合は紙書籍を選ぶ人が81%となっている。

 Pew Research Centerは、2004年に設立された米国内における社会学調査を専門とする民間系の非営利シンクタンク。今回の調査は、Bill & Melinda Gates財団の寄付金によって実現したという。

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