印刷博物館に行くと分かる「What's 電子書籍?」懐かしの機種も展示

電子書籍のことがよく分かる展示会「What's 電子書籍? ――新しい読書の時間がやってきた」が印刷博物館で開催中だ。

» 2012年04月05日 13時30分 公開
[西尾泰三,ITmedia]
印刷博物館で5月27日まで開催される「What's 電子書籍?」

 「いま何度目の電子書籍元年だっけ……?」――そんな風に考える業界関係者も、「これから読書はどう変わっていくんだろう」と未来に思いをはせる読者も、散歩がてらに足を運んでみたい電子書籍関連の展示会が開催中だ。

 東京・文京区にある印刷博物館。古いポスターやチラシ、書籍から最近の印刷物まで、バラエティ豊かな資料を収蔵するこの博物館では、5月27日まで凸版印刷と印刷博物館の主催による「What's 電子書籍? ――新しい読書の時間がやってきた」が開催されている。

 実際に展示会場に足を踏み入れると、さまざまな展示で電子書籍の過去・現在・未来が示されている。さまざまなジャンルの紙の本と電子書籍が比較展示され、実際の違いを体験できるほか、松下電器産業(現:パナソニック)のΣBook(シグマブック)にソニーのLIBRIeデータディスクマン「DD-1」など、懐かしの機種が並べられていたりもする。

Macintosh 128KやDD-1も展示(写真=左)/こちらは、NECが1993年に発売したデジタルブックプレイヤー「DB-P1」。希少な機種だ(写真=右)

 この展示会の入場は無料。電子書籍の過去・現在・未来をさっと把握してみてはいかがだろうか。

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