ベネッセ、「ベネッセ全訳古語辞典」をアプリ化：進研ゼミ高1講座・高2講座会員は無料

ベネッセコーポレーションは2万3000項目を収録する「ベネッセ全訳古語辞典」を電子化、iOSアプリとしてリリースした。検索機能などアプリならではの機能も盛りだくさんだ。

[エースラッシュ，ITmedia]

「ベネッセ全訳古語辞典」

　ベネッセコーポレーションは3月21日、iPhone／iPod touch向けアプリ「ベネッセ全訳古語辞典」をApp Storeでリリースした。価格は1600円。2012年度の進研ゼミ高1講座・高2講座会員は無料で利用できる。

　ベネッセ全訳古語辞典は、1996年に初版が刊行された古語辞典。2007年に改訂版が発行され、累計出荷数が110万部を超えている。アプリ版では書籍版と同じく2万3000項目の古語や語義派生図、百人一首の品詞分解・修辞を収録したほか、キーワード検索機能や履歴検索機能を追加。重要語の登録などもできる。

　検索時に誤った文字を入力しても正しい項目に誘導してくれる「これかも」ボタンや、自分が利用している教科書を設定することで作品名や文章名から古語ラインアップを確認できる「教科書」ボタンなども用意され、アプリとして使いやすくなっているのも特徴だ。

　対象ユーザーは高校生から一般で、古文学習の入口から大学入試までをサポートする。対象機種はiPhone 3GS以降、iPod touch第3世代以降で、iOS4以上を搭載しているものとなっている。