講談社が「週刊少年マガジン」掲載の漫画2作品を、iOS向けにアプリ化。プラットフォームにはACCESSの「ACCESS Digital Publishing Ecosystem」が採用されている。
ACCESSは2月10日、講談社が同社の電子出版ソリューション「ACCESS Digital Publishing Ecosystem」を漫画作品のアプリケーション作成プラットフォームとして採用したことを明らかにした。
講談社は、週刊少年マガジンに掲載されている漫画「エリアの騎士」と「BLOODY MONDAY」という2作品の公式アプリを作成するプラットフォームにACCESS Digital Publishing Ecosystemを採用した。コミック、壁紙、キャラクター紹介など多彩なコンテンツを一体化したクロスメディアアプリとして、iPhoneおよびiPad向けに配信を開始している。
ACCESS Digital Publishing Ecosystemは電子書籍向けのビューワ、コンテンツ配信、広告配信システム、売上管理システムなどを端末からサーバシステムまで包括的にサポート。動画やゲームを盛り込むこともでき、講談社の事例でも「エリアの騎士 公式アプリ」ではプロモーション動画が組み込まれている。
今後はユーザーが購入したコンテンツをネットワーク上の本棚で一元管理することで、複数端末から同じコンテンツを楽しめる環境が提供される予定。
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