モリサワは次世代の組版編集ソフトウェアと位置づける「MC-Smart1」を発表、3月12日から出荷を開始する。
モリサワは2月7日、次世代の組版編集ソフトウェアと位置づける「MC-Smart1」を発表した。Windows上で動作し、3月12日から出荷開始予定。
同製品は、インタフェースにリボンUIを採用するなどし、組版編集を直感的に行えるシンプルな操作体系を実現。複雑で正確性を求められる帳票作成もインチ割のグリッド機能やレイヤー機能、自動吸着などと連携しながら、作図や作表がマウス操作で簡単に行える。JIS X 4051:2004に準拠した組版に加え、熟語ルビの実装や脚注、文字種単位の禁則、索引処理など、さまざまな組版表現が可能。
スタイルや書体情報、罫線やルビ、脚注などのデータはWord形式のデータとしてインポート/エキスポートが可能。後述の数式オプションと組み合わせることで、Wordの数式データの取り込みなども行える。
同製品と組み合わせて利用するオプションソフトウェアとして、数式などの組版で利用する「数式オプション」と、データベースとの連携による自動組版を可能にする「DBカタログオプション」の2つが用意されている。両オプションを標準装備する「MDS-Smart1」も存在する。
価格は以下の通り。買取方式と年間契約方式から選択できる。
製品名 | 買取 | 年契 |
---|---|---|
MC-Smart1 | 126万円 | 31万5000円 |
MDS-Smart1 | 189万円 | 47万2500円 |
数式オプション | 26万2500円 | 6万3000円 |
DBカタログオプション | 47万2500円 | 11万5500円 |
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