2005年に始まり、今月から再開した「Google Book Search訴訟」について、被告側の米Googleが原告側のThe Authors Guildには原告適格がないと反論した。
もともと2005年に始まり、今月から再開した「Google Book Search訴訟」について、被告側の米Googleが原告側にThe Authors Guildなどの作家団体が混じっていることがおかしいとして、米ニューヨーク連邦地裁のDenny Chin判事から原告団から外すよう要請した。
現地報道によると、Google側は「原告側に混じっているThe Authors Guildは、作家たちの代表と自ら評しているだけで、原告適格がない」として原告側を作家個人に絞るよう要請した。これはGoogle側にとって第1手で、相手を作家個人だけに集中させる狙いがあるようだ。
本件について、年明け1月にも原告団からの反対弁論が行なわれる予定。
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