7インチディスプレイ搭載のAndroidタブレット「eden TAB」、SIMフリーで登場

キングソフトのグループ会社「Mobile In Style」が、Androidタブレット「eden TAB」を2012年1月に発売する。OSはAndroid 2.3で、SIMロックフリーで提供される。

» 2011年12月08日 11時17分 公開
[田中聡,ITmedia]

 Mobile In Styleが12月8日、Androidタブレット「eden TAB」を法人と個人向けに2012年1月から販売することを発表した。

photo 「eden TAB」。ボディカラーはホワイト、ピンク、ブラックの3色

 eden TABは、7インチ(1280×800ピクセル)のディスプレイを搭載したAndroidタブレット。OSはAndroid 2.3を採用しており、Android 4.0へのバージョンアップも予定している。サイズは118.8(幅)×199(高さ)×10.4(厚さ)ミリ。片手で操作できるよう、348グラムという軽量ボディを実現した。チップセットには、デュアルコアCPUを搭載するSamsung電子のS5PC210を採用。カメラは800万画素のアウトカメラと200万画素のインカメラを搭載した。16Gバイトのメモリを内蔵するほか、microSDも利用できる。バッテリー容量は3820mAh(3.7V)。

 eden TABはSIMロックフリーで提供され、ユーザーは手持ちのSIMカードを挿入することで3G通信ができる。SIMの形状はmicroSIMを採用している。対応するネットワークはW-CDMA(800/1700/2100MHz)。無線LANはIEEE802.11b/g/n、Bluetoothは2.1+EDRをサポートしている。

 価格は2万9800円で、Mobile In Styleの直販サイト(http://www.edentab.jp/)や一部小売店で購入できる。なお、eden TABではAndroid マーケットは利用できず、プリインストールされている独自マーケット「Tapnowマーケット」を利用してアプリをダウンロードする。当初は2万アプリほどをTapnowマーケットで配信し、検索・ランキング・レコメンド・クチコミなどからアプリを探せる。また同マーケットでは、ACCESSPORTの独自審査やセキュリティ対策も行われているという。

 Mobile In Styleは、PC向けオフィス互換ソフトやセキュリティソフトを販売しているキングソフトのグループ会社。キングソフトはスマートフォン市場にも進出し、Mobile In Styleを設立してまずはタブレットを投入する。

photo 下端部にスピーカー×2、Micro USB端子、microSDスロット、SIMスロット、Micro HDMI端子がある

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