東芝、AT200タブレットを2012年1月に欧州で発売予定

東芝ドイツのFacebookページで、同社の最新タブレットAT700が1月に発売される予定とされている。当初の発売予定から遅れているのは、Android 4.0を搭載して出荷するつもりなのかもしれない。

» 2011年11月16日 15時00分 公開
[Sovan Mandal,Good e-Reader Blog]
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 最近更新された東芝ドイツのFacebookページによると、同社のAT200タブレット(国内版はAT700として12月中旬の発売予定)が1月に発売される予定になっている。同社は当初同製品の発売を2011年終盤としていた。

 東芝は発売が遅れた理由を明らかにしていないが、同社がOSをAndroid 3.2ではなくAndroid 4.0(Ice Cream Sandwich)に変更している可能性はある。

 AT200の仕様は、1.2GHz TI OMAP 4430プロセッサ、1Gバイトのメインメモリ、最大64Gバイトの内蔵ストレージで、10.1インチ(1280×800ピクセル)のディスプレイを搭載、すべてのタブレットデバイスでほぼ標準装備となっている前面および背面のカメラも搭載している。最大の特徴はその厚みで、わずか7.6ミリ。これはiPad 2、Galaxy Tab 10.1、Transformer Primeに匹敵する。

 東芝は、同社初のタブレットの悲惨な失敗を経て、その後発売したモデルでタブレット領域では一定の地位を獲得した。Thrive(国内ではREGZA Tabletブランド。ここではAT300を指す)は厚みがあるが、それによりフルサイズのSDメモリーカードが利用可能で、HDMIとUSBポートも搭載している。AT200は本体が非常に薄いのでそれらの仕様はすべて変更されているが、それでもmini HDMIポート、mini USBポート、miniSDメモリーカードスロットを搭載する。これらのminiポートは、AT200がThiriveよりも軽量であることを考慮するとやはり価値がある。

 このタブレットが欧州で1月までに入手できるようになることはほぼ確かなようだが、米国市場向けの発表はまだ行われていない。



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