E Ink、電子書籍リーダー市場が2011年に成長すると主張

タブレットにより駆逐されるといわれることもある電子書籍リーダー端末。E Inkは強気の出荷台数を予測しているが、マーケットシェアの小さなプレイヤーを中心にこの流れに期待する向きは多い。

» 2011年09月30日 16時51分 公開
[Sovan Mandal,Good e-Reader Blog]
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台湾に拠点を構えるE Ink Holdingの主張が正しければ、Tablet PC周辺がどれだけ騒々しくなっても、電子書籍リーダーは市場にとどまり続けるだろう。実際、同社はE Inkベースの電子書籍リーダーが2011年も成長を続け、出荷台数は2500万台から3000万台に上ると予測している。

しかし、業界の実際の状況としては、マーケットリーダーであるAmazonのマーケットシェアが第1四半期の53%から次の期には51.7%に若干下落したという報告もあり、まったく同じ見解とはいえない。また、Barnes & Nobleもマーケットシェアを23%から21.2%に落としたとある。

しかし、Kobo、ソニー、Pandigitalといったマーケットシェアが小さな企業は同期に業績を伸ばしており、さらに、より多くの企業がE Inkベースの電子書籍リーダーを発売しようと計画を立てている。

digitimesより

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