Amazon、Kindle Scribeプロジェクトを進行中

Amazonが新しく取得したドメイン名から、次のアクションを予想してみよう。

» 2011年08月25日 16時52分 公開
[Michael Kozlowski,Good e-Reader Blog]
Good E-Reader

 Amazonが「kidlescribe.com」、「kindlescribes.com」というドメイン名を登録した。この巨大企業がKindleに関して何かアクションを起こすときはいつも、皆の耳がそばだった状態になる。Kindle Scribeとは正確には何で、それは何を意味するのか。

 この新たなプロジェクトについては2つの考え方がある。まず、Amazonの新たなタブレットに関連して、同社が開発中とうわさされている新たなタッチスクリーンの電子書籍リーダー。そしてもう1つは、Amazonのアカウント上であらゆるデバイスを通じてノートを取ったり、それを同期したりすることを可能にするタッチスクリーンのアプリケーションだ。

 Amazonは今年後半に発売するための新たなデバイスを開発してきている。同社は「Coyote」「Hollywood」と名づけられた2機種の新たなタブレットを開発している。それらはAmazon Kindleの第3世代に続くものであり、タッチスクリーン技術を利用している。Kindle Scribeはこれらのデバイスのどちらかの公式名称かもしれない。

 Kindle Scribeは、現存するラインの電子書籍リーダーか、同社の新たなタブレットで採用されるアプリケーションか機能のことではないかと思う。Amazonは最近、学生がお金を節約し、わずか30日から最大360日まで教科書を貸与する教科書レンタルシステムを披露した。教科書レンタルシステムは学生が借りた教科書にノートを取ったり、ハイライトしたりすることを可能にし、教科書が返却されてもノートはクラウド上に保存される。Kindle ScribeはAmazonのデバイスを通じて利用される、ノートをとるための優れた機能なのかもしれない。

 Kindle Scribeが何であれ、われわれはこの話の展開をフォローし続けるだろう。

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