HP TouchPad、まもなくTouch Droid経由でGoogle Androidを搭載

99.99ドルで販売される時代となったHPのTouchPadタブレット。これにAndroidを搭載しようというプロジェクトが進行中だ。

» 2011年08月24日 11時00分 公開
[Michael Kozlowski,Good e-Reader Blog]
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 HPはTouchPadタブレットを開発し、7週間前にそれをリリースした。それ以来、先月にデバイスは何度も大幅な値下げを繰り返した。過去72時間で、HPが投げ売りを行っているため、顧客は貪欲にそれを手に入れようとした。


 かつて500ドルだったタブレットは現在99.99ドルで販売されており、過去48時間で40万台以上が販売された。HPはタブレットの製造を中止しており、リストラを行っている同社は今後ハードウェアを一切販売しない予定だ。

 Android開発者の専門チームは今、TouchPadにAndroid 2.3とHoneycombをポーティングしようとしている。このプロジェクトは「Touch Droid」と命名され、現在5人のメンバーが作業に当たっている。

 TouchPadに搭載されるAndroidの初期ビルドはAOSP(Android Open Source Project)ベースとなっており、安定バージョンが動作次第、彼らは標準のCM7ベースへ向かって開発を進めるだろう。そして、β版を公開しバグの修正を行い次第、早い段階でHoneycombへの移植を行うだろう。デバイスが真に輝き、webOSの全特徴を活用するのはGoogle 3.0だ。

 開発に関するメインのWebサイトはこちらから、そしてマスター版のフォーラムのスレッドはこちらから確認できる。

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