Kindle 3のメーカー再生品価格、これまでで最安に

Kindle 3のメーカー再生品価格がこれまでで最安になったことが新モデルの登場を意味するのは歴史の必然だ。Kindle 3の買い時は今なのかもしれない。

» 2011年08月12日 16時43分 公開
[Sovan Mandal,Good e-Reader Blog]
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 売り上げを促進したり在庫を削減したりするのに有効な手段は価格を大幅に値下げすることだ。Amazonは対象がメーカー再生品ではあるが、自社のKindle 3電子書籍リーダーの値下げを行った。これにより、Wi-Fi版の第3世代Kindleのメーカー再生品はたった99ドル、Wi-Fi・3G版が現在139ドルとなっている。


 Kindle 3のWi-Fi版とWi-Fi・3G版の新品で購入するなら、それぞれ139ドルと189ドルだ。Kindle 2のアクセサリーも最近の価格値下げの範疇に含まれている。

 また、すべての人の脳裏に確実に浮かぶもう1つの質問は、Amazonがベストセラー電子書籍リーダーの価格大幅値下げに頼ろうとしているのはなぜかということだ。

 前回、AmazonがKindle 3の発売準備を進めているときに、一方でKindle 2が同様の値下げを行っており、歴史は繰り返しているといえる。

 すなわち、これは新たなKindle電子書籍リーダーが登場するということを意味しているのだろうか。

 多分、そうかもしれないし、新たなKindleは来月中にも登場するかもしれない。われわれはすでにAmazonが2種類の電子書籍リーダーを準備しているという少なからぬうわさを耳にしており、1つは学生向けの低価格モデル、もう1つはNook ColorあるいはKobo Touchに似る可能性が高いタッチスクリーンベースモデルと喧伝されている。さらに今後数カ月以内に発売されると予想されている評判のAmazonタブレットも存在している。

 以上から、常にKindleを所有したがっている人にとって、今がそれを入手するのに最適なタイミングであるといえる。電子書籍を読み込めるデバイスを求めているなら、Kindle 3はその点で非常に優れているのでなおさらそうだ。あるいは、読者がこれまで最新かつ最良のデバイスを常に求めてきたなら、カウントダウンは始まっている。

beyond-black-fridayより

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