Amazon、今秋に300万台のタブレットを販売すると予測される

Amazonは、今秋中に300万台のタブレットを出荷するのではないかと伝えられている。価格面ではかなり大胆な低価格を打ち出すだろうが、その構成はシンプルなものになりそうだ。

» 2011年08月08日 15時45分 公開
[Sovan Mandal,Good e-Reader Blog]
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 中国と台湾から流出している新たな情報によると、今秋中に300万台ほどのAmazonタブレットが出荷されるかもしれない。Quanta Computersでの生産はすでにフル稼働で7月はじめからその状態が続いており、月ベースで80万台から100万台ものAmazonタブレットが大量生産されていると指摘している。また、生産のペースは10月まで維持され、秋までにほぼ300万台のAmazonタブレットが生産される。われわれはAmazonが10型と7型のサイズでコードネームがそれぞれHollywoodとCoyoteのタブレットを開発していると前に聞いているが、それぞれのタブレットがどんな割合で生産されているかは分かっていない。

 上述の情報が事実なら、Amazonが第3四半期中に100万台のタブレットを販売することを目指しているという初期のうわさも裏付けられることになる。また、タブレットの公式発売も目前に差し迫っていることのように思える。偶然にも、Quanta ComputerはRIMおよびソニーと契約しており、PlayBookおよびS1、S2タブレットをそれぞれ製造している。

 また、Amazonタブレットについて、Amazonが採用するであろう戦略の1つは、利益を確実に生み出すアプリケーションチャネルを利用しつつ、かなり大量のタブレットPCを市場に押しこむために初期価格を低く設定することだ。そのために、Amazonはオンボードストレージを制限するとともに内蔵カメラ、そのほかの機能とアクセサリーといったタブレットの要素の幾つかを追加しないと報告されており、代わりに高額なライバル製品に対して価格競争力を持つシンプルなタブレットPCに集中する。いずれにしてもAmazonタブレットがセンターステージに踊り出るために機は熟したようだ。

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