米国での電子書籍ブームが、児童書分野にまで飛び火しそうな勢いだという。子供のための本を選ぶ時間がない共働き夫婦を中心に支持が広がっているようだ。
米マサチューセッツ州の地方新聞Boston Globe紙によると、米国で現在起こっている電子書籍ブームが、児童書分野にまで飛び火しそうな勢いだという。
記事では、家庭内での電子書籍端末やタブレット端末の普及により、幼児や小中学生の間でも電子書籍を読む習慣が徐々に根付き始めていると指摘。特に子供のための本を選ぶ時間がない共働き夫婦を中心に、オンラインで直接購入できる電子書籍の利便性が高く評価されているとし、その流れを受け、Barnes & NobleのNOOKシリーズでも電子絵本の作品数を増やしているという。
記事中で、市場調査会社Forrester Researchのアナリストはこの新しい現象を認めた上で「今年はまだ黎明期。来年からが本番」と分析している。
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