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新サービス続々登場、電子書籍ストアの最先端を「BookGate」に見た (1/2)

電子書籍がブームとなる中、オリジナルコンテンツを含むユニークなラインアップと、読書体験を重視した操作性のよさで多くのユーザーから支持を集める電子書籍ストアが、廣済堂が運営する「BookGate」だ。今月新たに登場したサービスと併せて、BookGateの魅力を読者の目線、さらに出版社の目線、それぞれからチェックしてみた。

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 電子書籍がブームとなる中、ハードウェアなどの閲覧環境だけでなく、その「中身」たる電子書籍コンテンツも急速に拡充されつつある。さまざまな日本語の電子書籍タイトルが、電子書籍販売ストアを通じて、もしくは単体のアプリとしてリリースされており、一昔前のように「電子書籍のラインアップを見ても興味を持てる本がない」という事態は、徐々にではあるが解消されてきている。

 もっとも、ラインアップが紙と同じレベルに追いついたというだけでは、わざわざ電子書籍で読む動機にはなりにくい。確かに電子書籍には、外出時に荷物にならなかったり、文字サイズを調整して可読性を上げられるなどの利点はある。普段持ち歩いているiPhoneに電子書籍アプリを入れておけば、何冊もの本を持ち歩いても物理的な荷物は一切増えないし、外出先で本を買い足すのも簡単だ。

tnfigkt002.jpg 先日開催された電子書籍EXPOにおける同社ブースの様子

 しかし、もしそれら購入した電子書籍について、紙の本に比べて読みづらさを感じるような作りだったり、購入手順が面倒だったりすると「やっぱり紙の本でいいや」と、二の足を踏んでしまう人も多いのが実情だろう。

 こうした中で、電子書籍にしかないオリジナルコンテンツを含むユニークなラインアップと、読書体験を重視した操作性のよさで、利用者数を着実に増やしつつある電子書籍ストアが、廣済堂が運営する「BookGate(ブックゲート)」だ。iPhoneとiPadで利用できるアプリに加え、Androidアプリの登場も間近な「BookGate」について、電子書籍EXPOに出展している同社のブースを尋ね、新たに登場したサービスと併せて実際に試してみた。

tnfigkt001.jpgtnfigkt001-1.jpg iOS向け「BookGate」アプリ。使い勝手よく仕上げられたUIだ

2種類のビューアを採用し、小説から雑誌まで読書を幅広くサポート

 2010年8月のオープンからまもなく1周年を迎える「BookGate」が、多くのユーザーの支持を集めている要因は何か。それはBookGate独自のオリジナルタイトルといったコンテンツのユニークさに加え、利用者、つまり読者たるユーザーの読書体験を重視しているからにほかならない。具体的には、小説から雑誌までコンテンツに応じて使える2種類のビューアの採用、クレジットカード番号を新たに入力しなくても購入できる決済システム、いつでもどこでも場所を気にせず読めるオフライン閲覧機能などだ。順に紹介していこう。

 まずひとつは、書籍の種類に応じて2種類のビューアが利用できることだ。本には文庫から大判の雑誌までさまざまな種類があり、ページ上でのレイアウトもまったく異なる。雑誌などによくみられる写真や図版を中心とした誌面を電子化する場合、ページレイアウトをそのまま縮小して収録するのが、作る側としてはレイアウトをあれこれと悩まなくて済むし、端末上で表示が崩れることもない。

 しかし画面サイズが小さい電子書籍端末では、元の誌面サイズが大きければ大きいほど、文字サイズが縮小されて読みづらくなってしまう。またページをイメージデータにすることで、コンテンツのサイズが肥大し、端末のメモリ容量を圧迫するのはもちろん、ダウンロードに時間が掛かったり、場合によってはページめくりにすら時間がかかるという問題をはらむ。

 一方テキスト中心のビューアであれば、データも軽量で、なおかつ文字サイズや行間、フォントなどを自由に変更できる利点がある。文字が中心なので、端末の画面サイズが異なっていても、常に最適化されたページレイアウトで表示できる。しかし写真や図版が含まれている場合、これはむしろデメリットになる。画面サイズを変えたらレイアウトがむちゃくちゃになってしまい、写真が画面からはみ出してしまった、ということにもなりかねない。

 BookGateでは、ページレイアウトを保ちたい書籍をそのままイメージデータとして表示できるイメージ型のビューアに加え、小説など文字が中心の書籍については文字サイズや行間、フォントなどを自由に変更できるテキスト型のビューア「MCBookビューア」を採用している。コンテンツの種類ごとに最適なビューアを利用できることにより、書籍らしさを保ったまま、なおかつ電子書籍ならではのメリットも享受できるようになっているというわけだ。

tnfigkt003.jpgtnfigkt004.jpg テキスト型のビューア「MCBookビューア」。文字サイズや行間の指定のほか、縦書き横書きの切替、ルビ表示やフォントなどを自由に変更できる

 多くの電子書籍ストアでは、これらビューアはイメージ型かテキスト型のどちらか一方であることが多いため、例えば雑誌の閲覧には向いているが小説には不向きだったり、あるいはその逆、ということが起こりやすい。両方のビューアを使えるBookGateでは、画面サイズなど電子書籍にありがちな制約を感じることなく、読書に没頭できる利点がある。

 もちろん、これら2種類のビューアの操作性がまったく異なっているようでは、ユーザーをただ混乱させるだけにしかならないわけだが、BookGateではユーザーがそれぞれのビューアを切り替えて利用する際も最小限の違和感で済むよう、両ビューアの操作の共通性を重視した設計がなされている。電子書籍のメリットを享受しつつ、本を快適に楽しみたいユーザーにとっては、うれしい配慮だと言えるだろう。

 ちなみにテキスト型ビューア「MCBookビューア」は、モリサワのMcBook形式で提供されており、美しい表示が特徴だ。縦書きやルビといった日本語特有の表示にももちろん対応しており、iPhoneやiPadにおいて、紙の本をそのまま持ち込んだかのような美しい表示が行える。

クレジットカード情報の新規登録なしに、Apple IDでそのまま本が買える

 「BookGate」がユーザーから支持されるもうひとつの理由は、複雑な操作なしに簡単に本が買えることにある。その秘密は決済システムにある。

 iPhoneやiPad上で利用できる電子書籍ストアでは、決済を行うために、クレジットカード番号をそのサイト上で登録しなくてはいけないところがほとんどだ。ユーザーからすると、すでにAppStoreにクレジットカード情報を登録しているにもかかわらず、これとは別にクレジットカード情報を登録しなければならず、手間が掛かる。

 これが海外の「Kindle Store」や「Barnes & Noble eBookstore」のように100万冊近いコンテンツ数を誇る電子書籍ストアなら、一度登録すればそのストア内でほとんどの買い物が完結するので、比較的苦になりにくい。しかしコンテンツ数が増えてきたとは言え、複数のストアを併用するケースも少なくない国内電子書籍ストアでは、その都度クレジットカードを登録しなくてはならない面倒さがついて回る。ユーザーにとっては、そのストアで最初の1冊を購入するまでが、大きなハードルとなって立ちはだかるわけだ。

 BookGateはこの問題を、アプリ内課金という方法で解決している。クレジットカードの情報はAppStoreにひもづいた番号がそのまま使われるため、面倒な番号入力の手間も不要で、ユーザーはBookGateのアプリ上で本を検索し、気に入った書籍があればすぐさま購入できる。本を見つけてから読み始めるまでのステップ数がきわめて短いことが、ユーザーから使い勝手を支持される大きな要因だ。

 後述する新サービスの「おでかけBookGate」や「BookGate JAPAN」でも同様の決済システムが採用されており、ユーザーは興味のあるコンテンツをすぐさま購入できる仕組みになっている。「気になった本はすぐさま購入」が実現できる利便性を味わってしまうと、ほかの電子書籍サイトがわずらわしく感じられてしまうほどだ。

オフライン閲覧のサポートで、いつでもどこでも本が読める

 また、オフライン閲覧をサポートしていることから、いつでもどこでも本が読めることも大きなポイントだ。購入した書籍コンテンツを端末内にダウンロードせず、クラウド上で読む方式であれば、端末側のストレージ容量を消費せずに済むメリットがある。しかし全国津々浦々、通信環境が万全で、電波がどこでも入るかというと、現状ではかなり難しい。

 そのため、通勤通学中にクラウド型の電子書籍ストアを楽しもうとすると、地下鉄の路線や、アンテナのないトンネルに入るたびに電波が途切れてしまい、今読んでいるページから先がめくれなくなってしまうということもままある。

 その点、BookGateは購入した本をいったん端末にダウンロードして本棚に登録するため、地下鉄など電波状態が悪いところでも問題なく閲覧できるほか、管理も容易だ。またいったん購入した電子書籍コンテンツは権利が保証され、例えばiPhoneではなくiPadで読みたいと思った場合も、無償で再ダウンロードが行える。今後登場するAndroidアプリでもこの方式がサポートされるとのことなので(ただし、iOSとAndroid間でコンテンツの同期行えない。これはAppleの仕様によるもの)、端末を買い替えた時にそれまで買いためた電子書籍コンテンツが読めなくなってしまうという心配もしなくて済む。

 容量面についても、BookGateは前述のようにイメージ型のビューアだけではなくテキスト型のビューアも採用しているため、イメージ型ビューアだけのサイトに比較すると、端末側のストレージ容量の消費も最小限で済むというわけだ。

BookGate
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia eBook USER 編集部/掲載内容有効期限:2011年8月18日