中国で開催された電子出版EXPOで、富士通が4096色のカラー表示が可能なカラー電子ペーパーを披露した。
中国の北京で開催された電子出版EXPOで、富士通が4096色のカラー表示が可能なカラー電子ペーパーを披露した。より進化したカラー電子ペーパーを搭載した電子書籍リーダー端末がすぐそこまで来ているのかもしれない。
この新技術は多くのタブレットで利用されている伝統的なLCDとは大きく異なるコレステリック液晶(CLC)を利用している。CLCは偏光板、反射板、カラーフィルターあるいは画像を見やすくするバックライトを利用していない。これにより本体を薄くできるほか、軽量かつ安価に製造できる。
新しい電子ペーパーをテストする現在のビルドマシンはLinuxベースのOSを搭載し、わずか220グラムである。色彩と解像度は素晴らしく、157dpiで4096色を誇る。そのマシンは色彩の鮮やかさを映し出す超軽量の8型ディスプレイを利用している。
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