イーストは、EPUB 3.0に対応したEPUBファイルを生成できるクラウドサービス「epubpack」を公開した。無償で利用可能だ。
イーストは6月20日、最新の電子出版フォーマット「EPUB 3.0」に対応したEPUBファイルを生成できるクラウドサービス「epubpack」を無償公開した。
電子出版標準化団体IDPF(International Digital Publishing Forum)が5月23日に発表した「EPUB 3.0」は、日本語の縦書き、禁則などをサポートしており、電子書籍ファイルフォーマットの本命と目されている。
MicrosoftのWindows Azureを使って立ち上げられたepubpackは、ユーザーがアップロードしたHTMLやCSSなどのファイルからEPUBファイルを自動生成するサービス。EPUB 3.0のほか、従来のEPUB仕様(EPUB 2)に準拠したファイルの生成も可能。EPUB 2で出力する場合はファイル構成や文法の整合性を確認する「epubcheck」によってチェックされ、仕様に沿ったEPUBファイルが出力される(EPUB 3.0で出力時はチェックされない)。
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