今月に入って米国のネット業界で話題となっているオープンソースの仮想通貨システム「BitCoin」。代金決済にBitCoinを採用した電子書籍販売サイトも立ち上がった。
米国のネット業界では今月に入り、オープンソースの仮想通貨システム「BitCoin」が大きな話題となっている。
BitCoinはP2P型の仮想通貨システムで、プロジェクト自体は2年前から存在していたが、2011年5月に入って複数のIT系メディアが紹介し、話題となっている。通貨単位は「1BTC」で、中央発行銀行を持たず、ユーザーのP2Pクライアントの演算能力を使って通貨供給量を逓減させるというアイデアが注目を浴び、実験的に決済システムとして採用するネットサービスが欧米で幾つも立ち上がっている。
代金決済にBitCoinを採用した電子書籍販売サイト「everybook.tk」(合法サイトかどうかは不明)なども立ち上がっており、ECサイトの開発者の間でもその可能性が注目されている。
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