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» 2011年05月24日 01時11分 UPDATE

地元のレアな書籍や郷土本も――沖縄eBooksが正式オープン

沖縄に特化した電子書籍販売サイト「沖縄eBooks」が正式オープンした。県外では流通しない地元のレアな書籍や郷土本などが数多く並び、沖縄の魅力が詰まった電子書籍ストアとなっている。

[西尾泰三,ITmedia]
tnfigo1.jpg 沖縄eBooks

 沖縄県内で出版/印刷/広告代理業を行う近代美術は5月23日、沖縄に特化した電子書籍販売サイト「沖縄eBooks」を正式オープンした。

 同サイトは、「電子書籍を通じて沖縄の魅力を県外へ・海外へ」というコンセプトの下、2011年1月にプレオープンしていたもので、ドリームネッツが展開するテナント型電子書店モール「wook」内に開設されている。PCでの閲覧のほか、iPhone/iPad、Android 2.2以上を搭載する端末向けにビューワアプリが用意されている。

 ストアに並ぶ電子書籍は多岐にわたるが、中でもアメリカ統治下にあった1958年に創刊された新星出版の写真月刊誌「オキナワグラフ」は、創刊号から本土復帰(1972年5月)前後の現存する号が電子書籍化され、沖縄の戦後史資料としても貴重なコンテンツとなっている。このほか、大田昌秀元沖縄県知事の沖縄戦に関する著作、沖縄観光コンベンションビューロー刊行の離島情報も網羅した観光情報誌、アメリカ軍基地内で発行されている英字新聞など、県外では流通しない地元のレアな書籍や郷土本などが数多く並んでいる。

 注目したいのは、沖縄eBooksが沖縄県内の観光業、出版業、印刷業などが協力して立ち上がったという点で、ある種、業界の縮図となっているところが面白い。電子書籍市場を考える上でも参考になるモデルケースといえそうだ。

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