GartnerもIDC同様に、2015年にはWindows Phoneが2位になると予測している。
米調査会社のGartnerは4月7日(現地時間)、世界のスマートフォン市場に関する予測を発表した。2012年末にはAndroidのシェアが49%になると同社はみている。
2011年のスマートフォン全体の販売台数は前年比57.7%増の4億6800万台で携帯電話全体の26%を占めるようになり、同年中にAndroidがシェアでトップになると予測する。スマートフォンの販売台数は2015年には10億台を超え、携帯電話市場の47%を占めるようになるという。
Android端末メーカーの価格競争の結果、2015年にはスマートフォンの67%の価格が300ドル以下になり、Androidはハイエンドでの地位を保ちつつ、低価格端末の増加で新興国市場でのシェアを拡大する。
米MicrosoftのWindows Phoneに関しては、フィンランドのNokiaとの提携によるWindows Phone 7端末が2012年に発売されることから、2013年にはシェアを伸ばし、2015年にはiOSを抜いてAndroidに次ぐ2位になるとみている。米IDCも3月に発表した予測で同じ見解を示した。
OS名 | 2010年(%) | 2011年(%) | 2012年(%) | 2015年(%) |
---|---|---|---|---|
Symbian | 37.6 | 19.2 | 5.2 | 0.1 |
Android | 22.7 | 38.5 | 49.2 | 48.8 |
Research In Motion | 16.0 | 13.4 | 12.6 | 11.1 |
iOS | 15.7 | 19.4 | 18.9 | 17.2 |
Microsoft | 4.2 | 5.6 | 10.8 | 19.5 |
その他 | 3.8 | 3.9 | 3.4 | 3.3 |
(資料:Gartner) |
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