ニュース
» 2011年01月26日 18時46分 UPDATE

Jコミ、絶版の読み切りマンガで52万5000円の広告料を作者へ

Jコミは、β2テストとして無料配布している新條まゆさんの「放課後ウエディング」について、新條さんに渡る広告料金が52万5000円となったことを公表した。

[西尾泰三,ITmedia]

絶版の読み切り作品で52万5000円が作者へ

tnfigj1.jpg 新條まゆさんの「放課後ウエディング」

 Jコミは1月25日、β2テストとして無料配布している新條まゆさんの「放課後ウエディング」について、新條さんに渡る広告料金が52万5000円となったことを公表した。

 Jコミは、ラブひなや魔法先生ネギま!(ネギま!)などの作品で知られる“漫画屋”赤松健氏が、「作家がもうからないと未来につながらない」という信念の下で主宰する広告入り漫画ファイル配信サイト。無料配布されるPDFファイルには広告が入っており、その広告がある一定回数以上クリックされると、マンガの作者に広告料の純利益が渡るという仕組みとなっている。現在は2011年初頭の正式公開に向け、β2テストを展開中だ。

 β2テストでは、一般企業から有料で出稿を受け、実際にどの程度の額が作者に渡るのかが注目されていたが、50ページの読み切り作品でこれだけの成果が上がったこで、Jコミのモデルが十分成り立つことが証明された格好だ。

 β2テストでは、スーパージャンプで連載されていた樹崎聖氏(原作・梶研吾氏)の「交通事故鑑定人 環倫一郎」も、コミックス全18巻が1月25日から無料配布されている。放課後ウェディングのダウンロード数が1月26日時点で約4万2000件なのに対し、交通事故鑑定人 環倫一郎はすでに累計で7万5000件に達している。広告枠も放課後ウェディングの3枠と比べ、複数用意されており、こちらの成果も気になるところだ。

 Jコミでは、今回の結果を受け、今後すべての作品が同様の結果に至るとは限らないとしながらも、絶版マンガやコミックス未収録の読み切りを持っている作者に向け、参加を呼び掛けている。

tnfigj2.jpg 赤松氏のブログでは、今回の結果をこのようなイラストで祝っている(出典:(株)Jコミの中の人)

関連キーワード

漫画 | Jコミ | 赤松健 | 無料 | 漫画家 | 電子書籍


Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia Book Club会員登録がまだの方はこちら

電子書籍/紙を問わず、読書を愛する皆さまに向け、特別な情報提供、書籍の献本、著者や業界関係者との懇親会、執筆活動を検討されている方へのサポートなどを順次提供し、皆さまの読書を強力にバックアップします。

コンテンツパートナー

新刊JP
ラノコミ.com
hon.jp
新文化通信社
Good E-Reader Blog
ぶくまる