Android 2.3と3.0の要素取り入れたタブレット、インドの企業から

インドのNotion Inkが、GingerbreadとHoneycombの要素を取り入れた独自OSを搭載したAndroidタブレットの予約を開始した。

» 2010年12月13日 15時35分 公開
[ITmedia]

 インドのコンピュータメーカーNotion Inkが、Androidタブレット「Adam」の予約受付を開始した。Android 2.3「Gingerbread」と3.0「Honeycomb」の機能を取り入れた独自OSを搭載する。

 Adamは10.1インチディスプレイ、NVIDIA Tegra 250、320万画素カメラ、3軸加速度計、GPSなどを搭載。OSは独自の「Eden」を採用している。EdenはAndroid 2.3と3.0の要素を取り入れており、通信制御プロトコルSIP(Session Initiation Protocol)のサポート、タブレットに適したパネル方式の表示システム、2種類のバーチャルキーボードを採用している。ただし、近距離無線技術NFCのセンサーは搭載していない。「現段階では10インチの画面での(NFCの)ユースケースを定義するのが少し難しいため」という。

 Adamの価格は、液晶ディスプレイモデルのWi-Fi版が375.33ドル、3G版が425.33ドル、半透過型液晶ディスプレイ(周囲の明るさによってバックライトと外光反射を切り替えるタイプのディスプレイ)モデルはWi-Fi版が499.45ドル、3G版が549.99ドル。半透過型ディスプレイモデルは売り切れになっており、液晶ディスプレイモデルは「6〜8週間で出荷」となっている。

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