Barnes & Noble、電子書籍端末「NOOKcolor」のアプリ開発SDKを正式リリース

米書店チェーン最大手のBarnes & Nobleは、同社のカラー電子書籍端末「NOOKcolor」のアプリケーション開発を行なうための開発者向けキット「NOOK SDK 1.0」を正式リリースした。これにより、一般のAndroidアプリのポーティングが可能となる。

» 2010年12月06日 14時59分 公開
[hon.jp]
hon.jp

 米書店チェーン最大手のBarnes & Nobleは12月2日(現地時間)、同社のカラー電子書籍端末「NOOKcolor」のアプリケーション開発を行なうための開発者向けキット「NOOK SDK 1.0」を正式リリースした。

 このSDKは2010年10月のNOOKcolor発表時に約束されていたもので、一般のAndroid向けアプリをAndroid 2.1ベースのNOOKcolorに移植するために必要となる。NOOK SDK 1.0には、Android Virtual Device(AVD)エミュレーターのほか、Android Debug Bridge(ADB)コンフィギュレーション設定、サンプルコードやマニュアル類が含まれている。

 なお、このSDKはNOOKcolor専用となっており、同じAndroid端末であるモノクロ版NOOKシリーズには対応していない模様。

Copyright 2015 hon.jp, Inc. All Rights Reserved.