ASUS「Eee Note EA800」がワコムのユーザーインタフェース技術“feel”を採用日本での発売は未定

ワコムは、台湾で発売されたASUS製デジタルノートパッド「Eee Note EA800」に、同社のユーザーインタフェース技術が採用されたことを明らかにした。

» 2010年12月06日 12時00分 公開
[ITmedia]
「Eee Note EA800」

 ワコムは12月6日、同社のユーザーインタフェース技術「Wacom feel IT technologies(ワコム・フィール・イット・テクノロジーズ)がASUSTeK Computerのデジタルノートパッド「Eee Note EA800」に採用されたことを発表した。

 Wacom feel IT technologiesは、ワコムのユーザーインタフェース技術を総称するブランド。マルチタッチセンサー、ペンセンサー、コントローラ、ドライバなどの技術を統合し、モバイルPCや電子書籍リーダーなどの機器にタッチインタフェースを提供する。

 Eee Note EA800は、発表当初に「Eee Tablet」と呼ばれていた製品で、電子ノートや電子書籍リーダー、Webブラウザなどの機能を装備したデジタルノートパッド。OSにLinuxを採用し、768×1024ドット/64段階グレースケール表示の8型モノクロディスプレイ(バックライトなし)、256段階の筆圧検知に対応した分解能2540dpiのタッチスクリーンを搭載する。11月末に台湾で販売が開始され、今後は世界各地で段階的に発売される予定だ(日本での発売は未定)。

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