写真と動画で見る「NetWalker PC-T1」(1/2 ページ)

OSにUbuntuを採用したMID“NetWalker”の第2弾は「全面タッチパネルスタイル」だった。どれほどのサイズか、何が新たにできるのかを写真と動画で見てみよう。

» 2010年04月19日 13時09分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
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手にした印象は、“開かない”初代W-ZERO3っぽいサイズ感

photo シャープの「NetWalker PC-T1」。表面は、1024×600ドット表示に対応する5型ワイドのタッチパネル液晶を中心に、光学式ポインティングデバイス(右側)とクリック/決定ボタン(左側)を実装する。カーソル操作はこのポインティングデバイスかスタイラスペン(あるいは爪)で行う

 シャープのNetWalker第2弾「NetWalker PC-T1」(以下、PC-T1)は、QWERTYキーボードと折りたたみボディで、“ミニノートPC”というたたずまいだった第1弾の「NetWalker PC-Z1」(レビュー:“Windowsの呪縛”から逃れた超小型マシン――シャープ「NetWalker」に迫る)からボディスタイルが一変。5型ワイドのディスプレイ(1024×600ドット)を表面に配置した“全面タッチパネル/ビュワースタイル”となった。

 テーマは「手帳スタイルで、軽快にネットを活用」。PC-T1の“T”はTouch/手書きなどを意味し、手書き機能や全12もの電子辞書コンテンツを標準で収録するなど、PC-Z1とは若干異なる層をターゲットとする。シリーズ内で複数のスタイルを掲示することにより、複数台目の市場とユーザー層をより広げたい考えだ。もちろん、追加で投入した電子辞書搭載モデル「PC-Z1J」も含めて、PC-Z1も併売される。


photophoto ボディカラーは、ブラック/シルバーの2種類。ソフトケースとスタイラスペンも付属する。本体にスタイラスペン収納スペースはない。USB接続タイプの3Gデータ通信端末(写真はL-05Aを使用)はこのように差して使う。ワイヤレスWAN通信機能は内蔵されず、残念ながらモバイルWiMAX対応端末は今回もサポートされないが、NetWalkerシリーズで利用できる3Gデータ通信端末はそこそこ多い(シャープ「USB接続型データ通信アダプタ対応情報」を参照)
photophoto 本体上面(写真=左)と底面(写真=右)。上面にロック機能付きの電源スイッチとUSB 2.0、microSDスロット、底面にマイク/イヤフォン端子、USB miniABポートを実装する。一応、ストラップホールもある
photophoto 上面のUSBポートとmicroSDスロットにはカバーを開けてアクセスする(写真=左)。横から見ると、底面を少し絞った形状。横向きで手にすると、初代W-ZERO3を“閉じた状態”で持った感じに似ていた。

手にすると、“閉じた状態の初代W-ZERO3”を思い出した。厚さは18〜21.3ミリ、重量は約280グラムなので片手で持っても苦痛を感じるほどではないが、携帯電話“プラスアルファ”の機器としてバッグに入れるとなると……このサイズ感はどう受け入れられるだろうか
(詳細はこちらから)


カーソル操作は、光学式ポインティングデバイスかスタイラスペンで。HIDプロファイル対応のBluetoothキーボードが使える。Bluetoothマウスも使えるようだ(※初出時、「Bluetoothマウス」に関する記述がありましたが、聞き間違えによる誤記でした。お詫びして訂正します)
(高画質版はこちらから)

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