コダック、中小企業向けA3ドキュメントスキャナに低価格モデル──「i1405」

コダックは、企業内の電子文書化に適する低価格A3ドキュメントスキャナ「コダック イノベーション スキャナー i1405」を発売した。サイズや厚さが異なる書類もまとめて伝書文書化できる。

» 2010年04月13日 19時05分 公開
[ITmedia]
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photo コダック イノベーション スキャナー i1405

 コダックは4月13日、A3サイズに対応するドキュメントスキャナ「コダック イノベーション スキャナー i1405」(以下、i1405)を発表、同日に発売する。価格は52万円(税別)。

 i1405はSMB(Small/Medium Business:中小企業)や企業内の部署・グループ単位での導入に適するA3サイズ対応のビジネス向けドキュメントスキャナ。卓上に設置できるボディを採用し、用紙のサイズや色、厚さなどが異なる場合もまとめて給紙できる機能や、スキャンする書類ごとに傾き補正や枠消し、自動カラー識別、コントラストやしきい値を自動調整する同社独自の画像処理技術「パーフェクトページ」により、最高45枚/分の速度で書類を電子化できる。

 このほか、ワンクリックでスキャンと同時に任意の場所へデータを送信できる「スマートタッチ」により、複数のメンバーや拠点間で情報の共有を容易にする特徴も備える。上位機種「i1420」と比較し、イメージ処理機能や紙の搬送性の高さといったスキャナ部の基本機能はそのままに、フラットベッドユニットやインプリンタといった周辺機器を省くことで、SMBニーズに沿った価格帯を実現した。

 本体サイズは547(幅)×300(奥行き)×365(高さ)ミリ、重量約10.4キロ。対応書類サイズは最大:863(長さ)×97(幅)ミリで、フィーダ容量は最大150枚。接続インタフェースはUSB 2.0。



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